美術界で勝負する！！１－③ ダメな自分から先へ

こんにちは。

ユウタです。

このブログでは、

あなたが、美術界で

勝負していけるようになるための

具体的なノウハウを

お話ししています。

あなたは、このブログを

読むことを通して、

自身の能力を高め、

美術界で勝負していく

自信を持つことができるのです。

仮に、あなたが、今、

何かに悩んでいるとして、

その悩みが、解決されない場合

あなたは、自身の悩みの中で

孤独に死んでいくことに

なります。

そうならないための

具体的なノウハウを

お話ししています。

さて、前回は、

新たな作品のイメージに気づく

ノウハウとして、

上手くいかないもやもやを

ノートに書きなぐる という

話をしました。

今回は、そこからさらに発展させて、

作品のイメージを

全身に感じる、

という段階に来ます。

しかし、実は、これに関しては、

すでにあなたは、実現できている

のかもしれません。

自身にとって確信の持てる

イメージというのは、

頭でイメージしているだけではなく、

全身で、

「それしかない！！」

という確信と共に、

イメージされています。

問題は、そのイメージの作り方です。

これに関してまずいえるのは、

自身の主張を明確に すること

でしょう。

その際、言葉で主張を

明確にしても

何の意味もありません。

あるいは勉強して主張を

明確にする必要性もありません。

ただ重要なのは、

日常の違和感への気づきです。

私たちは、誰もが、

自身の日常を生きています。

そして、その中で、さまざまな

違和感を感じながら、

生活しています。

その違和感が、制作への

動機になります。

ただここでの違和感というのは、

多くの場合、

他人からの批判や非難を

受けうるものであると

言えます。

しかしアートという覆いを

使い、丹念に描き出された

作品を通して、

自身の違和感からの主張を

描き出すと、それは、一つの

作品として

認められうるものなのです。

ただ、その際、重要なことは、

みんなが主張している主張を

しない、ということです。

例えば、原発反対！

というのは、わざわざあなたが

語らなくても、

当たり前のことです。

あなたが語っても、

何の意味もありません。

むしろ、原発反対と

世の中が、何も考えること

なしに舵を切っていること

に対する批判の方が妥当です。

みんながやっていて、

みんなが言っていること を

いうというのは、

ものすごく安心ですし、

安全です。

そして、そのようなものが

認められることも

また事実です。

そして、それにあなたが安住

できるなら、あなたは

それをやるべきです。

ところが、それに安住できない

自分を感じるのなら、

非難されることを

覚悟でその主張を

すべきなのです。

ただ、そこでの非難が

怖くて、主張できない のも

また一つです。

このような時には

皮肉っぽく語る ことを

お勧めします。

見た目には、みんなが言っている

ことを言って安住してよい のです。

ところが、よく見てみると、

その中には皮肉が込められていて、

よく見た人にだけ、

自分が本当に主張したいことが

分かるという

形を取ってみるのです。

そうすると、危険な主張でも、

どこか、面白おかしく

主張することができます。

自分の本当の気持ち を

言えない自分の弱さ を

自覚しながら、

そんな自分をも斜に見て

「ああ、自分はこんなにダメだけど、

　でも、実は、こんなことを

　思っているんだよな」

と趣味っぽく語ってみても

良いのです。

自分の本当の思いに自覚的に

嘘をつきながら、

でも内心では、

そのことに悩んでいる、

そんな姿に、人は

共感してくれるのです。

人は、あなたの快活な姿ではなく、

あなたが、本当に小さなことに

悩んでいる姿を見てみたいのです。

そして、その姿を見ながら、

「この人って本当に面白いね」

と思いたいのです。

そうなると、あなたは

さしあたり、大衆の

食い物になるのです。

そんな、自分のダメさを売り にして

なお前に進むことが、

あなたの可能性になっていきます。

もちろん、自分を強く持って、

しっかりと自己主張できるのが

一番良いのは当然です。

しかし、そんな人は、自分の

悩み に悩むことはありません。

あなたがもし、何かに

悩んでいるのであれば、

その悩んでいる姿を

他人に面白がってもらう ことが、

あなた自身の次への

可能性になるのです。

不本意かもしれませんが、

強くなれない、しかし、強くありたい

そうした葛藤を自覚し、

いっそのことそれを

売り物にしていく姿が

あなたをさらに

強くしていく のです。

というわけで

さしあたり、あなたは、

自分の弱さ、ダメさを売り物にする、

ということを行ってみましょう。

それが上手くできないなら、

そのできなさを自覚して、

それ自体を売り物

にしてみましょう。

むろん、こんなことは

できなくて良い のです。

ただ、このことが、

あなたの

微かな可能性に

なっていれば良いと

私は感じています。